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老人性疣贅は、中高年の男女の顔や体の皮膚の老化の一般的な兆候として現れる皮膚良性腫瘍です。 茶色に盛り上がった感染しないイボです。 これが盛り上がる前の茶色いシミを老人性色素斑と言います。老人性疣贅と老人性色素斑は基本的には同じものを時期をかえてみていると考えてよいです。
老人性色素斑・老人性疣贅

治療
厚みのない老人性色素斑の場合はQスイッチレーザーがおすすめです。保険治療に比べると高額ですが、炎症後の色素沈着が凍結療法に比べて少ないので整容的な観点ではこちらが良いです。
しかし厚みのある病変や毛髪部の病変には対応できないので下記の凍結療法を用いるしかありません。
レーザー照射部位は照射直後に白色に変化し、10分ぐらいで黒くなります。その後数日でかさぶたとなり1週間ぐらいでかさぶたは取れます。この後炎症後色素沈着が起きますので半年間は日焼け止めをしっかり塗ってください。
価格(レーザー治療の場合)
直径1cmまで1個 ¥5,500 それ以上は1平方cm当たり¥5500
厚みがあるもの、毛髪部の病変は凍結療法(保険治療)がよいです。
この治療は保険がきくため非常に安く(3割負担だと1回¥800ぐらい)、しかもどんなに大きく厚い病変でも治療を繰り返せば必ず取れるという点で優れています。 デメリットとしては非常に強い炎症後色素沈着が起きるということです。患者さんのスキンタイプによっては真っ黒になります。顔面の場合は1年ぐらいで黒味は薄くなります。顔面以外の場所ではそれ以上黒味が残る場合もあります。 「とにかく安く」という場合は薄い病変も含めて凍結療法で全部やってしまうのもよいでしょう。凍結療法の場合当院では一回の治療は病変5個までに限定させていただきます。
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