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ほくろ(色素性母斑)

色素性母斑(ほくろ)は色素細胞 (メラノサイト)の局所的増殖による一般的な良性皮膚病変です。放置してかまいませんが整容的な観点から治療を望まれる人は多いです。

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ほくろの治療

​平坦なもの

平坦なものはQスイッチヤグレーザーで治療します。

通常の設定で照射してもほくろは取れません。

強い設定でレーザーをほくろに照射し焼き飛ばすように治療します。血が飛び散る激しい治療に見えますが皮膚の構造はしっかり残るため傷跡や色素沈着をきたしにくく平坦なほくろにおいては非常に優れた治療です。しばらくはハイドロコロイドで傷口を覆って上皮化するのを待ちます。

盛り上がったもの

炭酸ガスレーザーで盛り上がりを焼灼して平坦になったところで色素が残っていればQスイッチレーザーで色素を焼灼します。

平坦なものよりも深くほくろの細胞が食い込んで正常な組織と入れ替わっているため全く正常な皮膚になることはありませんが治療前と比べて盛り上がりがなくなり色が薄くなるので非常に目立ちにくくなります。

しばらくはハイドロコロイドで傷口を覆って上皮化するのを待ちます。数ヶ月たっても目立つ場合は希望に応じて再度レーザー治療を行うか切除することになります。 

    (C) 2018 医療法人よつ葉会

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