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サージトロンによる速攻イボ治療

いぼとは

「いぼ」というのは加齢に伴う老人性の脂漏性角化症も含みますが、狭義にはいぼウイルス(human pappiloma virus)によって引き起こされるものを指します。ウイルス性疣贅とも言います。

通常これは液体窒素で凍結を繰り返すことで治療できますが爪の横と足の裏では非常に治りにくい難治性のものが存在します。当院でも毎週通院していただいてこの治療をしているにもかかわらず治らない患者さんが一部いらっしゃいます。そしてそのような難治性のウイルス性疣贅は決して珍しくありません。

​治療

サージトロン(電気メス)によって焼灼します。炭酸ガスレーザーでも焼灼出来ますがサージトロンの欠点である「周囲への熱損傷が強い。」というのがイボの場合は目に見えない残存病変も破壊するという利点になっていると思われますので私は好んでサージトロンを使っています。

殆どは一度で除去できます(複数回必要な場合もあります)。

​イボの液体窒素治療は根気強く何度も激痛に耐えなければなりません。難治性いぼの治療としてではなくいぼを早く取りたい患者さんにもおすすめしたい治療法です。

治療後のケアについて

必要に応じてすぐにメイクで肌の赤みをカモフラージュすることができます。日焼けや皮膚の剥がれの症状を隠すのに役立つ低刺激性の保湿剤を塗ります。皮膚を刺激し、治癒プロセスを妨げる可能性のある AHA やレチノイドなどの有効成分を含むクリームは避けてください。腫れを防ぐために、治療した部位で寝ないでください。たとえば、顔に治療した場合は、横向きではなく仰向けで寝てください。治療中および治癒期間中は日光への露出を避け、SPF30以上の日焼け止めを使用してください。

必要な治療回数
少なくとも1か月(推奨は2ヶ月)の間隔をあけて、3-5回

    (C) 2018 医療法人よつ葉会

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