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老人性血管腫

老人性血管腫とは
老人性血管腫は、直径 0.1 ~ 1 cm の無症候性の鮮やかな赤色の丘疹です。
体表のあらゆる部分に複数点在することが多く非常に頻度の多い皮膚疾患です。悪性化することはありません。
40歳頃から顕著に増加し、75歳以上では75%が老人性血管腫を患っているとされます。若年者にも発生する可能性があり少数の皮疹であれば10代-30代の患者さんにあることも珍しくありません。
治療
ロングパルスヤグレーザーで治療します。かさぶたになり脱落します。その後も病変が残ったように見えることがありますが3ヶ月ぐらいの間にはなくなることが多いです。
治療後のケアについて
必要に応じてすぐにメイクで肌の赤みをカモフラージュすることができます。日焼けや皮膚の剥がれの症状を隠すのに役立つ低刺激性の保湿剤を塗ります。皮膚を刺激し、治癒プロセスを妨げる可能性のある AHA やレチノイドなどの有効成分を含むクリームは避けてください。腫れを防ぐために、治療した部位で寝ないでください。たとえば、顔に治療した場合は、横向きではなく仰向けで寝てください。治療中および治癒期間中は日光への露出を避け、SPF30以上の日焼け止めを使用してください。
必要な治療回数
少なくとも1か月(推奨は2ヶ月)の間隔をあけて、3-5回
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