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肥厚性瘢痕

肥厚性瘢痕とは

手術や怪我の跡が赤く固く盛り上がるものを言います。

整容的な観点から悩まれている人も少なくありません。

帝王切開のあと、胸や背中の重症ニキビのあと、などによる肥厚性瘢痕は当院でもよく相談を受けます。

ステロイドの外用及び局所注射が一般的に行われる治療です。保険治療です。また自宅でのシリコンジェルシートによる圧迫療法も効果的です。

しかしそれらの治療が効果が十分ではないことも少なくはありません。

​治療

保険治療で効果がない時肥厚性瘢痕には主に炭酸ガスレーザーを用いて治療します。

炭酸ガスレーザーは皮膚を焼灼して削ったり孔を開けることができます。

当院の炭酸ガスレーザーは高機能です。比較的新しい技術である糸よりも小さな穴を無数に開けるフラクショナルというモードを使って治療します。病変の状態によってはあえて昔からある炭酸ガスレーザーと同じ方法でしっかり焼灼する方法も使います。一度で十分な効果は出ないので間隔を開けて複数回治療します。

治療後のケアについて

必要に応じてすぐにメイクで肌の赤みをカモフラージュすることができます。日焼けや皮膚の剥がれの症状を隠すのに役立つ低刺激性の保湿剤を塗ります。皮膚を刺激し、治癒プロセスを妨げる可能性のある AHA やレチノイドなどの有効成分を含むクリームは避けてください。腫れを防ぐために、治療した部位で寝ないでください。たとえば、顔に治療した場合は、横向きではなく仰向けで寝てください。治療中および治癒期間中は日光への露出を避け、SPF30以上の日焼け止めを使用してください。

必要な治療回数
少なくとも1か月(推奨は2ヶ月)の間隔をあけて、3-5回

    (C) 2018 医療法人よつ葉会

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