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40歳以降のほとんどの中年以降の男女に出現します。好発部位は顔面・手背・前腕など日光にあたる部位に見られます。一部は脂漏性角化症へ移行します。
老人性色素斑(日光黒子)

治療
厚みのない老人性色素斑の場合はレーザーが治療がおすすめです。保険治療に比べると高額ですが、炎症後の色素沈着が凍結療法に比べて少ないので整容的な観点ではこちらが良いです。
しかし厚みのある病変や毛髪部の病変には対応できないので下記の凍結療法を用いるしかありません。
レーザー照射部位は照射直後に白色に変化し、10分ぐらいで黒くなります。その後数日でかさぶたとなり1週間ぐらいでかさぶたは取れます。この後炎症後色素沈着が起きますので半年間は日焼け止めをしっかり塗ってください。
凍結療法(保険治療)でも治療ができます。
この治療のメリットは保険がきくため非常に安いことです(3割負担だと1回¥800ぐらい)。 デメリットは非常に強い炎症後色素沈着です。患者さんのスキンタイプによっては真っ黒になります。顔面の場合は1年ぐらいで色素沈着は目立たなくなります。顔面以外の場所ではそれ以上残る場合もあります。 「とにかく安く」という場合は凍結療法で治療するのがよいでしょう。
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