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肥厚性瘢痕とは手術や怪我の跡が赤く固く盛り上がるものを言います。
整容的な観点から悩まれている人も少なくありません。
帝王切開のあと、胸や背中の重症ニキビのあと、などによる肥厚性瘢痕は当院でもよく相談を受けます。
ステロイドの外用及び局所注射が一般的に行われる治療です。また自宅でのシリコンジェルシートによる圧迫療法も効果的です。
しかしそれらの治療が効果が十分ではないことも少なくはありません。
肥厚性瘢痕
治療
ロングパルスヤグレーザーを照射します。
2週間から1ヶ月おきに照射を繰り返し1年から3年ぐらいを目処に治療を継続します。すぐに効果が出るものではありませんが他の治療では効果がなかった肥厚性瘢痕を改善することができます。
しかし肥厚性瘢痕ができてから長い時間がたって完全に赤みがなくなったようなものやあまりに大きく盛り上がったものにはあまり効果がありません。
肥厚性瘢痕に悩まれている方は可能な限り治療を早く開始したほうが良いと考えます。
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